こんにちは。桜が散り始めて、入学式の時期ですね。春は始まりの季節で、いろいろな変化があります。私はラジオを聴くのですが、放送枠やパーソナリティーが変わってまだ慣れません。あなたはいいスタートを切れていますか?
今日は、私のコーヒーとの出会いがどんなスタートだったのかについて書いていきたいと思います。
就活の帰りに出会う
私は教育大学出身なのですが、在学中から自分は先生になれないと思っていました。友人関係をうまく築けない、授業もついていけない…半年の休学と1年留年してなんとか卒業しました。なので、個人的に就職活動をしにハローワークに通っていたのですがその行き帰りの道で一軒の喫茶店に出会いました。そのお店は、サイフォンを使っていて、入り口には焙煎室があり、天井が高いログハウス風の建物でとても素敵でした。メニューには国の名前がたくさん書いてあり何がなんだかわからなかったのを覚えています。
そこで飲んだコーヒーが特別おいしかったのかどうかというと、覚えていません。ただ、その空間にわくわくした自分がいたのを覚えています。これが私のコーヒーとの出会いです。
それから、家に帰ってインスタントコーヒーを作って飲んでみると、味が違うことに気づき、「どうやったらあの味が出るのだろう」と思いながら、喫茶店に行くようになりました。
それからは、ちょっといいインスタントコーヒーを買ってみたり、ドリップ式のコーヒーを試してみたりして、味の違いを楽しんでいました。
ミルの存在を知る
家でコーヒーを淹れていると、インスタントコーヒーはコクはあるが香りがない、ドリップコーヒーは香りがあるがコクがないことに気づきました。そして色々調べるなかで、コーヒー豆を買ってミルで挽いていれるのがおいしいと知りました。しかし、その時はなぜかネットで買う考えがなく、近くに売っているお店もなかったため断念しました。
喫茶店巡りを始める
就活で行く先々で喫茶店に行くうちにだんだん味にも慣れてきました。その中で最初に思ったのは、冷めても酸味がでないコーヒーがおいしいということです。どんな喫茶店がそんなコーヒーを出しているのかと思いながら飲み歩いていくと、自家焙煎のお店のコーヒーがおいしいということに気づきました。
こうして、私の自家焙煎の喫茶店めぐりはスタートしました。
当時は何も知らなかった
いかがでしたか?あなたも共感できるところがありましたか?
今思うと当時の自分は焙煎度合も知らなければ、精製方法も知らないし、そもそも国の味のイメージなんてありませんでした。それでも、手探りで進んでいくことを楽しんでいたんだろうなと思います。コーヒーに勉強はいりません。経験を重ねていくうちに知らずに体で覚えていくのでしょう。あなたもコーヒーが好きでしたら、いろいろな場所のコーヒーを飲んでみて下さい。きっと楽しい発見があると思います。
ありがとうございました。
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