こんにちわ。喫茶店を辞めることになってから、常連のお客様が来られると「出会えてよかったな。ありがとうございます。」の気持ちでいっぱいになる今日この頃です。
さて、みなさんはコーヒーの精製方法とは何かご存じですか?
コーヒー豆の袋や説明文に「ナチュラル」「ウォッシュド」など書かれているのを目にしたことがあるかもしれません。
コーヒー豆は実
コーヒーの木についた赤い実の中にコーヒー豆は入っています。
赤い実からどのような方法でコーヒー豆を取り出すかによって、コーヒーの味は大きく変わります。この取り出し方が精製方法と呼ばれます。英語では「プロセス」といいます。
定番3種類と新しい精製方法
ナチュラル
実の状態で乾燥させてから、コーヒー豆を取り出す方法。乾かす過程で甘味が豆に浸透すると言われています。独特の味の強さがあります。
ウォッシュド
実を除いてから乾燥させてコーヒー豆を取り出す方法。実を除く際に未成熟な実を取り除くことができる。味は癖がなく、クリア。
セミウォッシュド
実を除く際に、少しだけ実を残しておいて乾燥させる方法。ナチュラルとウォッシュドの中間の味わい。インドネシアのマンデリンや、コスタリカのハニー製法もこの仲間。
以上の3つは定番の精製方法です。
イメージがわかない方は一度、それぞれ飲んでみましょう。
無理に国や焙煎度合いを揃える必要はありません。
アナエロビコ
最後に新しい精製法です。少しだけ実を残したコーヒー豆と、他のコーヒー豆の実を混ぜて壺に入れて発酵させてから乾燥させる方法。シナモンの様な香りと甘味が特徴的。
以上、コーヒー豆の精製方法の紹介でした。
より詳しい説明は本や他のサイトを参考にしてもらえてらと思いますが、百聞は一見に如かずということで、ぜひ買って飲んでみてください。大丈夫、どれも同じコーヒーです。違いが判らなければ特に気にする必要のないことです。忘れましょう!
コーヒーの品種の記事でも書きましたが、精製方法もコーヒーを楽しむための要素の1つにすぎません。楽しくなかったら、気にしなくてオッケーです。
ありがとうございました。
Daniel RamirezによるPixabayからの画像